広島県福山市から来院|「疑い半分な気持ちで伺いました」。8回の通院で普通に歩けるようになった60代の方
今回は、広島県福山市から来てくださった60代の方からいただいたおハガキをご紹介します。いただいた内容を、個人が特定されない形で再構成しています。
「藁をもつかむ思いで、疑い半分な気持ちで伺いました」
おハガキは、この一文から始まっていました。藁をもつかむ思いで、疑い半分な気持ちで伺いましたが、丁寧な対応で安心しました、と。
正直に書いてくださって、うれしかったです。藁をもつかむ思いというのは、ほかに手立てが思いつかないということです。疑い半分というのは、それでも期待はしていないということです。この二つは相反しているようで、実際には同時に起こります。何とかしたいのに、うまくいく気がしない。そういう状態のまま予約の連絡をされたのだと思います。
当院は、信じてから来てくださいとは思っていません。半信半疑のままで構いません。むしろ、期待だけを大きくして来ていただくほうが気が重いくらいです。受けてみて、ご自分の体の変化で判断していただければと思っています。
遠方から来るというのは、それだけで重い決断です
福山市から倉敷までは県をまたぎます。片道の時間も交通費もかかりますし、行ってみて何も変わらなければ、その一日ごと無駄になったように感じられます。
近所であれば、とりあえず一度行ってみよう、が成り立ちます。距離があると、それが成り立ちません。ですから遠方の方ほど、来られるまでに時間がかかります。福山市からは、膝の半月板を痛めた方や肩を痛めた子どもも来てくださいました。
「普通に歩く事が出来る様になりました」
おハガキには、8回の通院で痛みもなくなり、普通に歩くことができるようになりました、と書かれていました。
普通に歩く。文字にすると当たり前のことですが、これができない時期を過ごすと、生活のほとんどが削られていきます。買い物に行くのをやめる、出かける約束を断る、家の中でも用事をまとめてから動く。歩きにくさは、痛みそのものよりも先に、行き先の数を減らしてしまいます。
歩くという動作は、足の裏で地面を受けて、足首、膝、股関節、お尻、腰へと順番に力が伝わっていきます。どこか一か所だけの仕事ではありません。痛みが出ている場所と、負担が集まっている場所が同じとはかぎりません。ですので当院では、痛むところだけを見ることはしません。患部のまわりと、そこに関連する筋肉を見きわめて施術します。
8回という回数について
1回で楽になる方もおられますし、何回か必要になる方もおられます。この方は8回でした。
回数がかかることは、その方の治りが遅いということではありません。傷んだ場所、その程度、痛めてからどれくらい経っているか、そして日常の中でその場所をどれだけ休ませられるかで、経過は変わります。6回かかった方の記事でも同じことを書きました。
当院が回数券を置いていないのは、必要な回数が受けてみないと分からないからです。先に回数を決めて買っていただくと、途中でもう必要がなくなったときに、来なくていいですとお伝えしにくくなります。理由は一律7,000円にしている記事に書いています。
「今後もメンテナンスで行こうと思ってます」
おハガキは、この一文で結ばれていました。ありがたいお言葉です。そのうえで、正直なことを書かせてください。
当院からは、メンテナンスで通ってくださいとお願いすることはありません。次回の予約をおすすめする営業もしていません。
痛みが引いたあと、体はまた同じ日常に戻ります。同じ生活に戻れば、同じところに負担が集まりやすいのも確かです。ですから、痛みが出る前に来ていただくことに意味がないとは考えていません。ただ、その間隔をこちらが決めてしまうと、月に1回と言われた方は月に1回来なければいけない気がしてしまいます。来る間隔は、ご自分で決めていただいて構いません。しばらく来られなくても、何も問題はありません。
体の調子が良い状態が続いているのなら、それがいちばんです。
※ご紹介した内容は、いただいたおハガキのご感想を個人が特定されない形で再構成したものです。経過や感じ方には個人差があり、同じ結果をお約束するものではありません。強い腫れや熱感がある、しびれが強くなっていく、足に力が入らない、急な激痛があるといった場合は、まず整形外科などでの受診をおすすめします。
あちこち通っても良くならなかった方へ。こちらのページもお読みください。

院長・西山のコメント
「疑い半分な気持ちで伺いました」と書いてくださったことが、いちばんうれしかったです。当院の施術はさすったりゆらしたりが中心です。こんなことで変わるのだろうかと思われるのは自然なことだと思います。信じてくださいとは申し上げません。福山市からは距離がありますから、通う回数はできるだけ少なくて済むようにと考えています。歩くときの痛みのご相談では膝についてのお話が多いので、膝の痛みのページもあわせて参考になさってください。